毎日にちょっとだけ豊かな時間を

親の介護を迎える年ごろ

こんにちは、そらたねです。私の両親は、父81歳、母72歳。81歳なんて聞くと、かなりのおじいちゃんのイメージですが、うちの父はまだゴルフも楽しむし、食べることも飲むことも大好き。家族で誰よりも人生を謳歌しています。

母は元々活発に外出するタイプではありませんが、家の中で趣味のちぎり絵をやったり、きれい好きなので、家の掃除をよくやっています。

私たち子どもにとっては、自走してくれる、とてもありがたい高齢者になってくれました(笑)。

ここ最近、とある娘さんとお母さまが来店してくださいます。お母さまは杖をついていらっしゃり、足元が不安定です。さらには娘さんに同じ質問を何度もしているので、忘れっぽくなられているのかもしれません。

また同年代の友人から、最近お母さまの入浴介助をしたという話を聞きました。体を洗ってあげていると、「こんなに筋肉が落ちたのか」と改めて思ったと。

これまで、外でバリバリ仕事をしたり、家事をテキパキとこなしていたり、そんな親たちも年を取るんですよね。当たり前だけど、なかなか考えてこなかったこと。それがジワジワと忍び寄って来るお年頃に、私も親も向かっています。

私たちがこの世に生まれた時、親はおむつを替え、おっぱいを飲ませ、暑いか、寒いかと温度調節をしてくれた。そんなことを、今度は逆に私たちから親にしてあげる時がやってきている。

これが人が生まれてきて、死んでいくことなんでしょう。循環している当たり前のこと。

ただ、そうは言っても、寿命が延び、介護する側も昔より歳をとっているケースが多い。精神的にも肉体的にもシンドイですよね。

そらのたねが、そんな介護される人、する人のちょっと出かけられる場所、ちょっと気晴らし出来る場所になれればいいなぁ。どうすりゃいいのかなぁ。と、今日も考えています。