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ごく普通の古着が1000円な理由

こんにちは、そらたねです。

東京では無人販売の古着屋さんが増えている様子。価格はうちよりも断然安く、300円~くらいの設定です。

「そらのたね」は基本無人販売で全品税込1,000円。店を始める前からこの価格は、無人販売古着店の中では決して安くないと思っています。

なぜ1000円かというと

  1. 安すぎると、「安いから、万が一似合わない(使わない)ことがあっても、捨てちゃえば良いか」と安易に捨てられてしまうのではないか?
  2. この近辺は、東京ほど人が多くないので、1点当たりの価格を上げなければ、採算が合わない。
  3. ファストファッションと言われるブランドが、低価格商品(Tシャツなど)は1000円くらいで販売、他は2000円~というイメージだったので、それよりも当然安く設定。
  4. 安かろう悪かろうはイヤ。検品して商品になるものを選ぶ基準がちょい高めだから。まとめて仕入れても商品にしたくないものは、取り除いているから。

そんな4つです。

一応、考えてます(笑)。

また、値段を商品によって変えるというのは、値決め、値札付けと手間がかかるため、やめました。無人販売だとお客様も混乱しそうだし。よって一律1000円。

まだまだ、お客様が少ないので、あれこれテスト段階ですが、そんな理由で1000円としています。ひたすらずーっと考えて「ここでテナントを借りて始めたのは失敗だったのか?」などと自問する事もありますが、まだ始めたばっかり。

「千三つ」という言葉があるそうです。もとは「不動産物件の成約率というのは1000件のうち3件くらいで、ごくわずか。」というもので、そこから、新しく何か商売を始めて成功確率は0.3%ほどと言われたりしています。

そんな言葉で自分を慰めつつ。確率がどーであれ、やっぱりやらないと気が済まない性格なんだよなと思いつつ。

引き続き試行錯誤していきます!