毎日にちょっとだけ豊かな時間を

甥っ子くんとの生活について~4

こんにちは、そらたねです。今日は久しぶりに甥っ子くんネタ。

昨日から大雨です。昨晩の警報音には驚きましたね~。
私たちが住んでいるエリアも避難勧告が出たり、近くの川が氾濫危険水位を超えたとかいうニュースも。

通常、土曜日も予備校はあり、甥っ子くんもいつも通り朝から出かける準備をしておりました。

私が「休めば?電車遅延するだろうし、家で勉強すればいいじゃん。靴も靴下もびちゃびちゃで、風邪引かれても困るわ。」

私は隙あらば、「休む」と口にする女なので、大いに欠席を勧めました。
「こんな日に休んでも神様は罰をお与えにはならないわ」と。

日本人の真面目さなのでしょうが、台風でどんなに荒天でも、みんな、本当に一生懸命、必死に通勤してますよね。
私もOL時代はそうでした。

湿度むんむんの電車内に押し込められて、濡れた傘を避けようにも、避けられないくらい、ギュウギュウ詰め。
電車は徐行運転で、通常より時間がかかり、駅構内も横浜、品川あたりの大きな駅なんて人だらけで、入場制限していたり。

段々と、「これは、収まってから行けば良いのではないの?」「今すぐに、必死に行かなければならない理由はあるの?」と思うようになりましたが、やっぱり頑張っていましたね。

事実、仕事的にオンタイムに出社する必要なんて、なかったです。単に周りの目や、なんとなくで頑張っていました。みんなも通勤しているし。と。

彼は、昔からとてもマジメ。家ではダラしないところも沢山あるのですが、学校や塾に対して、こちらが「それぐらい、いいじゃん。」という事も、キッチリ守る人。

だから、私が勧告するも、しぶとく「行く」と言っていたのですが、お隣の平塚市が避難勧告レベルを5にしたのを知り、さすがに「これは電車が止まるかも」という事で、休むことを決めました。

なんか、ウキウキします(笑)。

私の母は、私や妹の学校がお休みなのを好む人でした。それも、今日のような「不意な休み」はいつもよりウキウキしちゃう。
それは、子供が家に居て嬉しいというより、母親自身が、学校が好きではなかったので、「休み」=「嬉しい」と反射的に思ってしまうらしいのです(笑)。

なので、今日の甥っ子くん不意休みを、母親と妹に伝えると、母親がめちゃくちゃ嬉しそう。

「毎日、予備校なんだから、たまにはゆっくりしなさい。みんなで美味しいものを食べて、ね!」

甥っ子くんの大学受験にとって、この「ゆっくり」を勧めるのは、良くないのかもしれない。

でも、みんなが君を心配して、君が少しでもノビノビしてくれることを、こんなに望んでいる人たちが周りにいるって、幸せだよ。

彼も「ちょっと~、みんなで、そんなに休めって。過保護じゃない?過保護は良くないよ」なんて言いつつも、嬉しそう。

大学受験勉強は、今の彼にはもちろん大事ですが、たまにはサボってみるのだって、良いのではないかな?と思う朝でした。